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MagicKirby

Author:MagicKirby
北米在住甘党翻訳家。漫画とかゲームとかアニメとかネットとかが生活の糧。サボり癖有。かなり飽きっぽい。

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抜き打ち
統計学の授業に行ったら、
教授がいきなり「抜き打ちテストをする!!」と言いました。

「ノートも教科書も閉じて、テストの説明をよーく読んでやるように!」
やけに「よーく」の部分に力がこもっていましたが、
ここまでは、まあ、普通の抜き打ち小テストっぽかったです。
私も頭の中のノートを必至にめくりながら公式を思い出そうとしていました。
が、次の瞬間、
テスト時間は5分だ!!それだけあれば十分だろう」
の言葉に、一瞬唖然。
当然のようにざわめく教室内。
まわってきたテスト用紙には、15の問題が並んでいます。
全15問の抜き打ち小テストに、5分!?
ちょ、ちょっと無茶じゃないかな……

テスト用紙の一番上には、「まず最初に問題をすべて確認してから始めること」と書いてありました。……が、たった5分しかない、ということでテンパっていた私は、それを流し読みし、一問目に取り掛かりました。
1問目は「名前と日付を用紙の左上に書け」という奇妙なものでしたが、言われるままに名前と日付を書き、2問目に行きます。これは普通の問題で、3問目も普通の問題。4問目は……
ここでふと気づきます。4問目の下にある5問目に、明らかにまだ習っていない単語などが出てきているのです。もしかしてと思って確認すると、6問目、7問目とだんだん難しくなっていき、5分で解くのが不可能などころか、どう考えても習っていないところまで出てきています。
慌ててテスト用紙の一番上に戻り、「まず最初に問題をすべて確認してから始めること」の文章をようやく理解した私が8、9問目と問題を読んでいくと、13問目に「5分」の意味を表す仕掛けがありました。
13問目には、「ここまで問題をひとつも解かずにきたら、14と15問目を飛ばし、最初に戻って1問目だけを解くこと。他の問題は無視してよい」と、書いてありました。
私はとりあえず2と3問目の答えを消し、そのまま終了まで待ちました。
テストは回収されず、かわりに教授がとくとくと語り始めました。

実はこの抜き打ちテスト、実験課題(先週の授業で教授が出した)の手順説明をよく読まずに送られてくる大量のくだらない質問メールにうんざりした教授が、「説明を読むことがどれほど大切なことなのか」を生徒に思い知らせるためにこしらえたテストだったのです。
書いてある説明を無視したり、もしくは私のようにうっかり説明を流し読みしたりする生徒はまんまと罠にはまってやらなくてもいい問題をせっせと解くわけです。私はたまたま最初のほうで疑問に思ってからくりに気づいたのでよかったですが。

カラクリに気づいたときはほんとびっくりしました。
普通に説教するんじゃなく、こんな形でからくりテストを出して直接生徒の身に覚えさせるアイデアにもすごい感心しました。結構効果あったんじゃないかな、これ。普通では思いつかないでしょうし、かなりの遊び心というか、想像力です。脱帽です。

以上、説明書はよく読みましょう、という話でした。

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日常 | 【2008-04-08(Tue) 20:03:24】 | Trackback(-) | Comments:(0)
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