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MagicKirby

Author:MagicKirby
北米在住甘党翻訳家。漫画とかゲームとかアニメとかネットとかが生活の糧。サボり癖有。かなり飽きっぽい。

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私にだって、炎はちゃんとある。胸のうちに。

けれどそれは、いつだって眠そうにゆらゆらと揺れてばかりです。
ときどき、ほんのときどき、燃え盛ることはあるけれど、長続きしない。普段から、いつも落ち着き無く弱くまたたいています。
もっと強く燃え上がらなければ、道を進むともし火にはならないのかな。今の私はまだ親の火を借りて散歩道がゆくがごとくなのに、遠くに見える暗い森にはその火を持ち込むことができないから恐ろしい。そこから先は自分の火で歩まねばならないのだと、みんな知ってる。
じりじりと心の底を炙るかのごとく燻る炎が、焦燥感をかきたてます。
このまま燃え盛ることなくふっと消えてしまったらと思うと、ぞっとする。
それだけは嫌だな。

こんなことを考えたのは、Wii Fitで座禅をやってたから。
あれが、まったく長続きしないのです。まるで見えぬ未来に悩む私の心境のように、ろうそくの火はせわしなく左右に揺れ動いて、すぐに後ろから渇を入れられてしまいます。とにかく無心になることができない。常に頭に雑念が行きかっている。
それは他愛ない脳内妄想劇場だったり、心が重くなる明日の心配だったし、眠いとか疲れたなどの今現在の状況だったりするけど、どれもこれも雑念だというには変わりない。その瞬間には全部締め出して何も考えずに集中すべきなのに、ただそれだけのことができない。
いつもどこかで、集中を乱すための耳鳴りがしている気がする。

熱しやすく、冷めやすく、集中力もなく、忍耐力もなく。
光をめがけて飛び回る蛾のように落ち着きというものが無い。

目が回る……

考え事 | 【2008-09-01(Mon) 20:51:02】 | Trackback(-) | Comments:(0)
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